クルトンパパのいろいろ日記

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<<   作成日時 : 2015/08/11 08:32   >>

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 原発ゼロ2年ぶり解消 新基準で初、川内きょう再稼働

 九州電力は10日、鹿児島県の川内(せんだい)原発1号機(出力89万キロワット)について、11日午前10時半に原子炉を起動し、再稼働すると発表した。平成23年3月の東京電力福島第1原発事故後、安全対策を強化した新規制基準に基づく原発の再稼働は全国で初めて。25年9月に関西電力大飯原発(福井県)が停止して以来、日本は1年11カ月ぶりに「原発ゼロ」から脱却する。

 川内1号機は23年5月に定期検査のため停止して以来、約4年3カ月ぶりの運転となる。九電は先月7日の燃料装荷から約1カ月にわたり、安全設備の検査や重大事故を想定した総合訓練などを実施してきた。

 今月4日から原子炉の温度・圧力を上げて最終調整に入っていたが、10日午後、緊急時に炉心に挿入して核分裂反応を停止させる制御棒の作動検査が完了し、再稼働に向けたすべての態勢が整った。

 九電によると、11日午前10時半に原子炉を起動したあとは、同日午後11時ごろに核分裂反応が連続する「臨界」に到達する。14日にもタービンを起動して発電と送電を始める。

 そこから出力を徐々に上げて原子炉をフル稼働する「定格熱出力一定運転」に移行し、1カ月ほど安定して運転を続けながら、9月中旬にも営業運転へ復帰する。

 一方、1号機よりも約2カ月遅れて再稼働前の検査を進めている川内2号機は、9月上旬に燃料装荷を予定。10月上〜中旬に再稼働し、11月中旬に営業運転を再開する。

 これまでに新規制基準に基づく適合性審査を原子力規制委員会に申請したのは、計15原発25基。このうち、川内1、2号機のほか、関西電力高浜3、4号機(福井県)と四国電力伊方3号機(愛媛県)の3基が審査に合格している。

 安倍晋三首相は10日、再稼働について「原子力規制委員会が設けた世界で最も厳しい基準をクリアしたと判断された原発については、再稼働を進めていくというのが政府の方針だ。九州電力は安全確保を第一に万全の体制で再起動に臨んでほしい」と述べた。

産経新聞 2015年8月11日(火)

 これからどんどん再稼動されて行くのだろうなあ、こう言うのはね。
 最初の1基目、これが問題であって、2基、3基となるにつれ、不安感も関心も薄れて行って、気がつけば元通りの原子力大国になったりする。

 だが、この川内だけを見ても、万が一の際の住民の避難計画もまだ不十分であり、ヨード剤の配布も終わってないのにだ。さらに、もっと問題なのは万が一、櫻島が大噴火をした場合、届くことは無いと言う九電のシミュレーションとは違い、あっという間に火砕流は到達すると言う火山学者たちがいる事だ。そう言う話があるのに、もしもの時、九電は職員たちに「安全だから現場から離れるな」と言うのか?もしそう言って死亡事故が起きれば大問題だし、さらに言えば、安全のため全員が退避しても、原発の安全性は確保されるのか?と言うことだ。

 当然だが、万が一メルトダウンが起きれば、コア・キャッチャーが無いのだから、多分、福島が再現される事になるだろう。世界一厳しいと言いながら、特許使用料をはじめ、当然施設全体を見直す必要があり、莫大な資金が必要となるから、欧州やあの中国ですら標準装備しているコア・キャッチャーを設ける事をしなかった事が、万が一への不安を増す結果になる。

 確かに櫻島は相当研究が進み、噴火予想はかなりの確立でできるらしい。が、相手は自然だし、絶対じゃない。本当に怖い話だ。
 
 もし、本当にもしもではあるが、また重大事故が起き、どこであろうが福島が再現されればこの国は終わる。もしなんとか国は生き残ったとしても、原子力行政は完全に終わる。それを考えれば、今夏の猛暑のピークは過ぎたのだから、急ぐ事はなく、本当に可能な限り、安全な原発をもっと厳選して再稼動させるべきだと思うけどねえ。

 お願いするしかない。祈るしかない。

 決して福島が再現されない事を。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
本当にパパさんのおっしゃる通りだと思います。今回の決定は残念でなりません。
コアキャッチャーすらない旧式の原発を、避難計画すら不十分なまま再稼働する。これが総理の言う「原子力規制委員会が設けた世界で最も厳しい基準をクリアした」なんでしょうか。
パパさんほど詳しくはないにしても、世間一般の人間はこんな大本営発表を全く信じていないと思います。あらゆる世論調査でもあきらかですよね。もちろん、私もですが。
細長い国土で自然災害が多く、実際に事故も起こった日本。なんでこんな事になっちゃうんですかね。この二十年の政治の劣化を見せつけられてイヤな気分です。
このまま建築しても
2015/08/12 18:51
このまま建築してもさん、おはようございます。
テロもそうでしょうが、なにより自然災害が頻繁に起こる国。今回、桜島が大噴火の可能性がすでに言われてますが、本当に大丈夫か?ですよ。

旧式の原発は全部廃炉として、新たにもっと厳しい安全基準の下で作るべきです。

日本に新しい原発が無い大きな要因は、新設反対だけを言って、新たなものを作ろうとさせなかった馬鹿の仕業ですけどね。
クルトンパパ
2015/08/17 08:23
連投ごめんなさい。
本当にそうなんです。福島の事故をきっかけに考えなければならないのは、それでもどうしても原発が必要ならば「安全な場所の原発を、最新鋭の機種(もちろん、コアキャッチャーも装備したような)と交換して稼働させる」以外にあり得ないはずなんです。
ところが、新設反対だけを言うグループは当然としても、政府や電力会社からもそのような提案はなされない。コスト増がイヤなんでしょう(失笑)。そして、よりによって川内の再稼働。
その二択しかないなら、まことに不本意ですが、小沢のところのチンピラに同意しなければならないですよ。ガッカリです。
このまま建築しても
2015/08/17 18:14
すぐに原発を全廃すると言うのは、日本のエネルギー事情などからしても無理だし、日本の原子力技術者維持のためにも必要でしょう。

が、古い基準で作られた、安全性に疑問符をつけるしかないものを再稼動するのではなく、帆t能に大丈夫なものを作るべきです。

莫大な費用がかかるのは間違い無いので、電力会社ではなく国立で行くしかありません。

今回の桜島の噴火は大正大噴火より規模が小さい、と言いますが、もし大噴火となればあっという間に危険地帯に入る、そんなのを再稼動するのはどうかと思います。

政府にはもっと責任を持って欲しいのですが。
クルトンパパ
2015/08/18 06:43

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