何が起きたのか?クレーン横転事故

      大型クレーン車が転倒、トラック直撃 歩行者ら下敷き?

 東京消防庁に入った連絡によると、14日午前11時10分ごろ、東京都千代田区麹町の工事現場で大型クレーンが倒れた。クレーンは国道をさえぎるように倒れ、通りかかったトラックを直撃した。トラックには3人が乗っているもよう。女性の歩行者や、クレーンのオペレーターも下敷きになっているとの情報もある。

 近所のコンビニエンスストア関係者は目撃者の話として、「トラックが重機に接触したらしい」と話していた。
産経新聞


「トラックが重機に接触したらしい」と言うのはどうやらなくなってきたらしい。

どうやらこのクレーン自体には、13トンまで吊り上げる能力が有ったと言う。
で、11トン有るケーシングと言うのを吊り上げようとしていたらしい。
単純に考えれば、それだと転倒などするはずが無い。

無論、ジブが倒れれば、吊り上げ加重は小さくなる。
この場合、どのくらい離れたものを吊り上げようとしていたかわからないのだが、それほど離れた場所では無いだろうし、13トンまで吊れる、と言うことは実際にはもっと重い物を吊り上げる能力が有るのだから、地盤がどうだったのか?あるいは、クレーンの向きはどうだったのか?そう言うことのきちんとした検証が必要になるんだろう。

どうしても作業員間には「慣れ」と言うのが出てくる。
クレーン運転士にしても、運転を始めた頃ならば「無理だよ」と言っただろう加重に対しても、慣れてくれば「大丈夫だ」と言う事で吊り上げ作業をやる場合もあるだろうし。

さらに、本当ならこのくらいの加重の場合、正対して吊り上げるべきなのに、倒れた上体を見ると横向きで吊ってたんじゃないのか?と言う疑問も有るらしい。事実の検証、これが肝要だろう。

それにしても、倒れたクレーンが直撃したトラック。あとほんの数十センチずれてたら、運転席が潰れてたなあ。それならもう、絶対に助からなかっただろうな。巻き込まれて、現在重体の女性、こう言う不幸は何故起きるんだろう?

例えばこのトラックの直前、直後を走っていた車と、このトラックの差はどこから生まれるのか?
重体の女性にしても、あと数分早くか、遅く現場を通っていたらあとで「怖かったなあ。もうちょっとで巻き込まれるところだったよ」と言う話をしていただろう。が、現実は彼女は巻き込まれてしまった。

大きな事故などで、巻き込まれるか、避けられるか、本当にわずかの差でしかない。
運命と言うのが有るんだ、そう言うことを感じてしまうのだよ。

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  • 今度は実家が危険?目の前でクレーン転倒事故です

    Excerpt: 兄には無許可で写真掲載。兄とその次男です。 ハンコ屋はおまえのにいちゃんに任せて、そうだな、おまえはポルトガルに行け!(無責任) えーと、何人か友達からメールが来たので、慌ててブログを書きます。 .. Weblog: ツヨシのイタリア生活日記ブログ racked: 2009-04-16 06:06