なでしこ、完敗

天仰ぐなでしこ 悪夢の滑り出し…追い上げ届かず、まさかの5失点

 ◇サッカー女子W杯カナダ大会決勝 日本2―5米国(2015年7月5日 バンクーバー)

 思いのままに喜びを表現する米国選手を、なでしこイレブンはただただぼう然と見つめるしかなかった。悲願の連覇まであと1つとしながら、その最後のステージでまさかの完敗。ピッチに倒れ込み天を仰ぐ。頂点への手応えがあったからこその悔しさ。現実を前に、スタンドに駆け付けた日本人サポーターも顔を覆うしかなかった。

 悪夢の滑り出しだった。前半2分、CKからいきなりMFロイドに決められ、今大会初めて先制を許すと、同4分には右FKからまたもロイドに2点目を決められ2分の間にセットプレーで2失点。米国の波状攻撃は止まらず14分、DF岩清水のクリアミスをきっかけにMFホリデーが右足ボレー、直後の16分にはハーフウェーライン付近からロイドがロングシュートを決めて、差はあっという間に4点に広がった。

 それでも前回女王の意地だけは忘れない。4点を追う前半27分、MF川澄のクロスを受けたFW大儀見が体を回転させて左足を振り抜きゴール左隅へ一撃。準決勝までの6試合で1失点と鉄壁の守備を誇る米国から6試合ぶりに得点を奪うと、33分にはMF澤を投入。前半から大黒柱をピッチに送り込み、打開を図った。

 後半7分にオウンゴールで2点差に迫ったものの、2分後に5点目を献上して流れを引き寄せられない。15分に最後の切り札・FW岩渕を投入。策は尽くし、選手は足がつるまで走り続けたがゴールは遠く、非情のホイッスルが鳴り響いた。

スポニチアネックス 2015年7月6日(月)

 やはりアメリカは強かった。あっという間に先制され、すぐに追加点。
 
 この結果を見れば、岩清水が泣き崩れるのも仕方無い。
 あの最初のCKを無難に捌けていれば、おそらくDF陣も落ち着き、これだけの大量失点にはならなかっただろうなあ。あっという間に先制されて、そのわずか2分後、まだ動揺が収まらない状況下でFK。あっという間に3点目も決められて、貝堀が前に出てるのをきちんと見極められて、まさかの超ロングシュートが決まった段階で事実上の終戦。

 それでもなんとかあのソロから2点を奪ったのは立派。
 4-2まできて次の1点を奪えたらもしかしたらなのだが、もしかは起きなかった。

 さすがの岩淵も、アメリカのDFを切り裂けなかった。本人もショックだろう。
 
 しかしよくやった。本音で言えば、ベスト4まで行けば上等と思っていたから、結晶に行けたし、問題点も見つかった。胸を張って帰って来い。

 次のワールドカップに向けてスタートだ。その時にはもう、澤もおそらく宮間もいない。
 世代交代をこれから進め、新しいなでしこを作るときだ。
 
 ただし、その前にリオ五輪があるからなあ。澤はもう出ないだろう。宮間の最後の晴れ舞台になるかもね。

 惜しかったなあ。愚痴を言うと、だから書いただろ?ロイドは怖いよってさ。

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